らく〜んドッグ・きんぐだむ 三周年記念座談会


リュウ「俺と一緒に地獄へ堕ちよう。司会のリュウです、こんにちは」

部長「司会のくせに、なんだよその掴みは!?」

リュウ「だっておれ、最後にこのサイトに顔出したのが正月の年賀イラストだよ…そりゃグレるって…」

「お気の毒っす…」

部長「だからと言って、そんな一部の人にしかわからんようなネタを使うなよ」

リュウ「部長はいいですよ、狸ってだけでこのサイトでも扱いいいんだし、楽運荘にも出たし」

部長「お、おまえだって青草の主人公だろーが!」

リュウ「ならその青草がいったいどれだけ更新止まってるのさ。たぬ吉はいつもそうだ、目新しいものにハマるとすぐに前のは…」

「そ、それは言っちゃいけないことっすよ!!」

幸助「あの、ていうかこれオレたちの座談会じゃ…」

リュウ「もっと言えば、『Feelin'Wind』のライムたちなんか…」

部長「あ、あいつらは一応、たぬ吉のコミケ原稿にも顔出してだなあ!」

幸助「あの、オレはどうすれば…」

「す、すいません!!カット!カットしてくださいっす!!」

リュウ「いいや言わせてもらう!おれだってなあ、おれだってなあ!!」

部長「酔っ払いのオヤジかおまえは!ちょっと来いっ!!」

幸助「あ〜の〜……」

「カットっす!いいから早く!!」


プツン


部長「お騒がせしました…リュウのバカは楽屋に閉じ込めてきたよー」

幸助「気を取り直してオレたちの座談会を…って鼓さんがいない?」

部長「リュウの代わりの司会を連れてくるってさ」

幸助「そうですか」

部長「…しかしごめんな、うちのバカが座談会台なしにしちゃってさ」

幸助「いえ…」

部長「うーん、幸助さ、『そうですか』とか『いえ』とかじゃなくて、もっと気の利いた台詞を言えないとなぁ」

幸助「あ、ごめんなさい…」

部長「だから、ごめんなさいで終わったら話が続かないでしょー!そんなことでいい役者になれると思ってんのかー!!」

幸助「だ、だってオレ役者じゃないし…!!」

部長「問答無用〜!!」

「はいはいぶちょーさん、後輩イジメはそこまでっすよ(殴)」

部長「げふー」

「コーちゃん、まだ新人で場慣れしてないんすから。ね?」

幸助「あうー…どうもオレだけ場違いな気がしてならないんだけど…」

「そんなことないっすよ。君も立派なここの狸なんだから、自信持つっすよ♪」

部長「鼓…おまえ何か裏がありそうなぐらい優しいな」

「…!」

部長「ここで人の良いキャラを押し出して、冬コミの同人誌の売り上げを伸ばそうとか、そういう魂胆か!!」

「…さて、司会の方をお呼びするっすよ♪」

幸助「流したー!!」

「司会のライムさん、どーぞっす♪」

ライム「更新ストップから一年半・『Feelin'Wind』主人公のライム・パンディです、よろしく〜♪」

部長「またすっごいの呼んできたなぁ(笑)」

幸助「たぬ吉もキャラ忘れてそうだよー(汗)」

ライム「ちなみにぼくの出てる小説の続きは、去年丸ごとなくしちゃったたぬ吉の携帯の中に入ってます…」

幸助「うっわぁ…」

ライム「でもいいんです、いつかきっと続編を書いてくれるはず…」

部長「健気だなぁ…」

「泣けるっす…」

ライム「では気を取り直して、らく〜んドッグ・きんぐだむ三周年記念座談会を始めたいと思います」

部長「随分長い前フリだったな(笑)」

ライム「じゃあここは一つ適当に、物語での印象的なエピソードや思い出話なんかをどうぞ」

部長「おいらはやっぱりアレだね、ミナちゃんとくっつきそうな展開だったのに、後で番外編でカオルとくっついちゃうように路線変更されたこと」

幸助「あー(笑)」

部長「たぬ吉の奴に殺意覚えたぞ、あの時」

「ていうかミナちゃんが一番不憫な気がするんすけど」

ライム「ちなみに、部長さんとしてはどっちとの組み合わせが良かったんです?」

部長「ショウタじゃなきゃどっちでもいいや」

「うわ、投げやりっすね…」

部長「じゃあ…カオルでいいや」

幸助「じゃあって何(笑)」

ライム「ちなみに青草のお話は、最初はリュウとミナのカップルを押し出すつもりだったらしいですね」

幸助「なんだろ、改めて見直すと毎回路線変更してる気が」

「おいら、コウくんをイジめた女の子とか気になってたっすけど、完全にスルーされたままっすね」

部長「かなり迷走してんなぁ…」

ライム「まぁ青草は、処女作っていうか若気の至りってことで」

部長「簡単に纏められた〜(泣)」

ライム「お次は鼓さん、楽運荘のよもやま話をどうぞ」

「とりあえず、次が最終回らしいんすけど…なかなか最後が書き上がらないみたいっす」

部長「具体的に次が最後ってわかってるだけいいじゃん。おいらたちなんて、演劇の大会が始まる気配すらないぞ!」

「でも正直、まだまだやりたいことはたくさんあるんすけどねぇ」

ライム「たとえば?」

「ほら、証城寺先生が出て来てから大仰な話ばっかりやってたから、もっと舞台の楽運荘に密着した話がやりたいっすよ」

幸助「初期みたいに、お客さんとの掛け合い中心?」

「うん、あと温泉といえば、サスペンス劇場みたいなのとか」

部長「楽運荘・美人三姉妹湯けむり殺人事件!?」

幸助「美人三姉妹って何!?」

ライム「では、鼓さん自身が好きなエピソードは?」

「う〜ん、車椅子の女の子を歩かせる話っすかねぇ。ベタな展開っすけど♪」

幸助「最後あたりの、お母さんとの再会は?」

「あれもいいんすけど、ちょっと大袈裟すぎたかなぁって」

幸助「オレは好きだけどなぁ」

部長「つまり鼓は、幸助みたいなマザコンじゃなくて立派なロリコンってことか♪」

「ちがっ!!おいらはどんな時でも健兄ぃがっ…(爆)」

部長「けっ!証城寺の爺さんとの組み合わせに路線変更されてしまえ!!」

ライム「ではマザコンの幸助さん、気に入ったお話は?」

幸助「あ、オレも?そうだなぁ、まだあんまりアップされてないしなぁ…」

「マザコンは否定しないんすね…」

部長「あなどれん奴…」

ライム「夢追い虫はたぬ吉の原作じゃないですよね」

幸助「うん、だからまるで先が見えないの」

部長「なんかその名の通りRPGっぽい展開で羨ましい…」

「イラスト見ると、何気においら達より頭身が高いんすね」

幸助「うん、だからオレだけやっぱり場違いな気が(笑)」

部長「いやいや、狸の王国に狸が増えるのは素晴らしいことだぞ」

「コーちゃんで、四人目の狸?あと証城寺先生と」

ライム「シナモンのことも時々でいいから思い出してよね!」

「うわごめんっす!」

ライム「そういえば部長さん、響鬼サイトの方は…」

部長「あのまま終わらせはしない、とは聞いてる…」

「いいなぁ、おいらもコスプレしてみたいっす」

幸助「カブトは描かないのかなぁ」

部長「あれは劇中のキャラが濃すぎて合わせにくいって(笑)」

ライム「しかしアレですね、たぬ吉ってのは口先ばっかりですね」

「そうっすかねぇ」

部長「鼓の、ウェブ漫画はどこ行った?たしか途中まで載ってたのを見たぞ」

「む、そういえばアレも未完のまま…」

幸助「いい加減だなぁ」

「だんだん腹が立ってきたっす!」

部長「よし、ストライキだ!!」

幸助「えぇえっ!?」

ライム「では時間も押してきましたし、このサイトをご覧になってるお客さんに何か一言ずつどーぞ」

部長「えーと…サイト始まってから三年、おいらの顔もだいぶ変わりました。これからもどうぞよろしく!」

「楽運荘では、お客様のお越しを心よりお待ち致しております♪よかったらこの冬の同人誌もご期待くだせぇっす!」

幸助「まだまだこのサイトに馴染み切れないオレですけど、一生懸命頑張っちゃいます!予想も付かない展開がありますので、お楽しみに!」

ライム「では皆さん、本日はありがとうございました。この後早速たぬ吉にストライキを起こしに行きましょう♪」

「なんだかんだでライムくんも相当溜まってるんすね…」

部長「よーし、青草と響鬼サイトと楽運荘の漫画とfFeelin'Windの続きを書かせるぞー」

幸助「お、オレはいいや…」

「ダメっす、首突っ込んだ以上、最後まで付き合ってもらうっすよ」

幸助「わぁ、みんな意外とどす黒い一面がぁぁっ(泣)」

 2006年11月1日、楽運荘にて。


戻る