青草裏設定
ここでは「突撃!青草高校演劇部」に関する様々な裏話や制作秘話、裏設定などをご紹介しています♪
Q1.どういう世界観?
A:基本的には我々の住むのと同じような世界です。
ただし、住人はみんな何かしらの動物の特性を備えています。基本的にはイヌやネコなど、哺乳類が中心。
イヌ族は嗅覚が鋭い等、姿形だけでなく感覚や能力も種族によって違います。
鳥類や爬虫類、魚類の多くは、我々の知るのとほぼ同じ。ただし、ごく稀に亀やペンギンなど、一部の爬虫類や鳥類の特性を持った種族も存在するようです。
「この世界の焼肉とかは何の肉使ってるの?」とか突っ込まれたらキリがないのでご勘弁。
Q2.登場人物の名前の由来は?
A:それぞれの種族の動物をある程度連想させる言葉を名前に組み込んでいます。
柴犬のリュウだと、「柴」山龍介。
たぬきの部長さんは信楽狸吉。「しがらきたぬきち」と読みます。作者との関連性は不明(笑)
あとはヒツジの辻田→「ツジ」田や、ウシの松阪(牛)先生など、脇役にもちょいと気配りしてます。
余談ですが、僕的にはなぜか柴犬の名前といったら「リュウ」ってイメージが強いです。なぜだろう?
Q3.なぜ演劇部が舞台なの?
単に、作者自身が高校時代、演劇部の部長だったから。
ヘタに野球部とか卓球部を舞台にするよりは、内部事情を知ってる演劇部のほうが書きやすいし、思い入れも深いんですよね(^^)
実はこの小説、僕自身の高校生活がモチーフになってます。
そっくり同じってわけじゃないけど、「こんなことがあったなぁ」とか、「こういうことをしてみたかったなぁ」とか…
そういう思いが盛り込まれてます。
Q4.青草高校ってどんな学校?
A:正式には、青草市立青草高等学校。生徒数は500人程度。1学年はA組〜D組の4クラス。男女比率は6:4ぐらい。
少し女の子少なめです。
学科は普通科のみ、偏差値はそこそこの、いわゆる「普通の高校」。
それほど荒れているわけでもなく、校風はふんわか和やか。
最寄の駅から30分と、ちと遠いのが不便です。周りを畑に囲まれた場所にあります。
少し離れた所にはショッピングセンターや娯楽施設も揃っています。
Q5.いろいろな種族のキャラが出てきますが、他種族同士の恋愛でも結婚、出産は可能?
A:可能です。現に、コウの父親はライオン族、母はイヌ族という設定です。どういうことかと言いますと、イヌ族、ネコ族といった種族は、我々でいうところの白人や黒人といった、人種の違いのようなものです。
体質や外見は違っても、基本的には同じ種の生き物なのです。
他種族同士の親から産まれた子供ですが、これは父か母、どちらか一方の種族の子供になります。
変に混ざり合ったりはしません。
兄弟だけど種族違いというのもよくあるケースです。
ですが、ごく希に「双子の種族違い」が産まれることもあるようです。
ウシ族の父とウマ族の母から産まれた双子の兄弟で、兄はウシ族だけど弟はウマ族…といった具合いに。
なお、今でこそ他種族同士の結婚も盛んですが、何十年か前まではそういったことが国によって禁じられていた時期もありました。今でも、海外の一部の国や地域では他種族間の結婚が禁じられているところもあります。